ホームヘルパーの雇用についてはパートやアルバイトといった形式が中心になるため、その給料に関しても時給制である場合がほとんどです。
また、その金額については勤務形態などによって多少の違いがあります。

まずは利用者の自宅に伺う訪問介護の場合、買い物や掃除、洗濯、食事の準備などの身の回りの世話をする生活援助の時給がおよそ1000～1200円ほどです。
また、入浴や排せつの介助、着替えの補助などの介護全般を行う身体介護の時給がおよそ1500～1800円ほどとなっています。
介護の程度や状況によってはさらに高額な時給となる場合もあり、この金額はすなわち身体介護の方が肉体的にも精神的にもハードであることを示していると言えるでしょう。
出勤日や勤務時間に関しては原則シフト制で、一件あたりの実働時間が短いため忙しい主婦でも比較的勤めやすくなっています。

ホームヘルパーの勤務形態としては利用者の自宅に訪問する形態の他に、ケアハウスやグループホームなどの施設を勤務場所とするケースもあります。
施設によっては夜間勤務もあり、その場合は3000～5000円ほどの夜勤手当がつきます。
また、割合としては少ないですが、正社員として働く方もいます。
正社員となった場合の平均月収はおよそ20万円ほどで、もちろん経験や勤続年数に応じて給料は上がっていきます。
加えて、ホームヘルパーという職業に対する認知度も上昇傾向にあり、今後も雇用の増加が見込まれています。